明治
明治32年 鹿児島にもまもなく鉄道が開通しようとする頃、徳永一郎が鹿児島市西千石町に職人かたぎの小さなかまぼこやを開業。
大型台風の上陸で県下1万6千戸の家屋が倒壊した年でもありました。
大正
大正11年4月、徳永誠一が家業を引き継ぎ昭和24年7月には有限会社徳永屋本店を設立。
代表取締役に就任します。
昭和
昭和47年6月には株式会社徳永屋本店として新たな一歩を踏み出しました。
昭和49年9月、南栄町に新工場が完成。
先々代社長徳永誠一は、かまぼこさつま揚げの品質向上に並々ならぬ情熱を傾けてきました。また、お客様のニーズに応えられるよう日夜新製品の開発に没頭し徳永屋本店のオリジナル製品を作り上げたのです。丸に十の字の紋をかたどったこの島津揚げもオリジナル製品です。
誠一社長は鹿児島県蒲鉾組合連合会会長、全国蒲鉾組合連合会理事として業界発展のために貢献され、昭和40年5月黄綬褒章を昭和45年4月には勲五等瑞宝章を受章。また県民表彰の栄誉にも輝きました。
昭和56年2月、誠一社長の死去に伴い徳永ミヱが新社長に就任します。
先代社長徳永ミエは、誠一社長の遺志を引き継ぎ大変な苦労を重ねながら17年間女性経営者として会社を発展へと導いてきました。
平成
平成3年9月には南栄工場の増築を行い最新の設備を整えました。
そして平成6年8月には5階建て徳永屋本店の新築工事が行われました。店内も広く明るいムードに一変。
先代社長徳永ミヱの突然の死去に伴い平成9年8月徳永進が代表取締役に就任。
徳永屋本店の伝統を受け継ぎ、現在に至っています。
本店の他に山形屋地階食品売り場、エアポート山形屋、各販売コーナーがあります。
昭和37年5月 現在の天皇が皇太子時代御来鹿された折には御台覧品を献上。
また昭和47年12月にも昭和天皇に御天覧品を献上いたしました。
昭和49年の農林水産大臣賞をはじめ徳永屋本店の輝かしい伝統を物語る数々の受賞。
徳永屋本店はこれからも努力を怠ることなく皆様に喜んで頂ける、おいしいと言って頂けるさつまあげ・かまぼこを作り続けて参ります。
21世紀、さらなる飛躍の夢をかけて
~うららかな春の日も 涼しい夏の日も 黄昏の秋の日も 暖かくしたい冬の日も
丹精込めて作られたさつまあげ 贈り物は創業100年徳永屋本店~
表彰一覧
昭和33年3月 | 水産庁長官表彰 |
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昭和34年3月 | 水産庁長官表彰 |
昭和34年7月 | 鹿児島県知事表彰 |
昭和34年12月 | 全国蒲鉾品評会大会委員長表彰 |
昭和35年10月 | 静岡県知事表彰 |
昭和36年11月 | 全国蒲鉾品評会大会委員長表彰 |
昭和39年10月 | 厚生大臣表彰 |
昭和42年10月 | 大阪府知事表彰 |
昭和43年11月 | 水産庁長官表彰 |
昭和44年5月 | 黄綬褒賞 |
昭和44年11月 | 鹿児島県漁業振興祭会長表彰 |
昭和45年11月 | 全国蒲鉾加工業協同組合連合会会長表彰 東京都知事表彰 |
昭和46年11月 | 東京都知事表彰 九州農政局長表彰 大日本水産会表彰 |
昭和47年6月 | 全国蒲鉾加工業協同組合連合会会長表彰 |
昭和47年11月 | 福岡県知事表彰 |
昭和49年2月 | 農林大臣表彰 |
昭和49年6月 | 厚生大臣表彰 |
昭和49年10月 | 全国蒲鉾大会委員長表彰 |
平成11年10月 | 農林大臣表彰 |
平成14年2月 | 全国蒲鉾水産加工業協連農林水産祭 第55回 全国蒲鉾品評会「栄誉大賞」 |
平成14年11月 | 農林水産省 第24回食品産業優良企業等表彰 「総合食料局長賞」(食品産業部門) |